薬指と小指の苦手意識を克服する12パターントレーニング

弾きたい曲のコードやフレーズを練習していて、『指がくっついてしまう、開かない、速く動かない』などといった理由から壁にぶつかってしまうことは多々あるかと思います。

また動かしやすい指のみを優先的に使い、使用頻度の少ない指は演奏に必要な力が付きません。結局は弾けるフレーズ、出来ることが限られるといった状態に陥りがちです。

そういった事態をあらかじめ避ける為に準備運動としての基礎トレーニングを日々行っておきましょう。

楽器を使わないトレーニングはたくさんありますが、実際のギター演奏においての『指の独立・分離』が目的ですので、ここではギターを使い指の独立に効果的な『12パターントレーニング』をご紹介します。

1.クロマチックスケール練習とは?

確実にギターが上達する為にマスターすべき3つの練習』という記事にてクロマチックスケール練習について書きました。

以下のように、6弦1フレットに人差し指、2フレットに中指、3フレットに薬指、4フレットに小指、というように順番に指を置いていき、6弦から1弦までを往復する指のトレーニングです。

ピッキングはオルタネイトピッキングで行い、すべての音がつながるように弾いていきます。

以下のようにテンポ30でも120でもリズムがぶれないよう弾けるようにしましょう。

テンポ30

テンポ120

2.12パターントレーニングとは?

2-1.順序を入れ替える

人差し指を1、中指を2、薬指を3、小指を4とした場合、

上記のようなクロマチックスケール練習は上行が『1-2-3-4』、下行が『4-3-2-1』という動きになっています。

この順序を入れ替えると、上行と下行それぞれに12パターンの順序が出来上がります。

 

※ex.上行『1-2-4-3』下行『3-4-2-1』のパターン

2-2.12パターントレーニング表

指の動かし方12パターンを表に書き出すと、以下のようになります。

 

12パターンを通してテンポ120で弾くと以下のようになります。

3.まとめ

必ずメトロノームに合わせ、ミスなく出来るテンポからスタートしましょう。

また弾くときは音をつなげて弾くことを意識しましょう。

12パターンを通して弾いても良いですし、苦手なパターンだけを弾いても良いと思います。

ゆっくりなテンポから始め徐々にテンポを上げていけるようチャレンジしてみてください。

じっくり練習することで、『薬指や小指がスムーズに動かない』などの苦手意識が必ず克服できますよ!

 

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