120個のコードを効率良く覚える方法とは

『ギターのコードはいくつ覚えればいいんですか?』との質問をよく受けます。

『コード』というのは膨大な数あるので、全て覚えなければ曲が弾けないのでは?との印象があるようです。

しかし実際は『既に知っているコードを使って曲を弾く』のではなく、『曲に必要なコードを自分で導き出して弾く』のです。

自分で導き出すというと難しそうに聞こえますが、ギターの場合は一つの押さえ方を横にずらすだけで違うコードへと変換させることが出来るので、簡単に導き出すことが可能です。

コードを2つ知っていれば、そこから関連させてコードを10個容易に覚えることが出来ます。

また、10個コードを知っていれば応用させることで120ものコードを簡単に把握することが出来ます。

今記事でその方法論を学習し、自分の好きな曲のコード進行を弾いてみましょう。

1.6弦ルートのコード

1-1.ルートとは

すべてのコードには基準となる音があり、これをroot(ルート)といいます。ルートを中心として音をいくつか重ねていったものをコードといいます。

『E』、『Cmaj7』、『Am7』、『G7』、『Bm7(♭5)』

といったコードネームのうち、『E』、『C』、『A』、『G』、『B』などの大文字アルファベットの部分がそのコードのルート音です。

また通常はコードの一番低い音がルートになります。

1-2.6弦E音がルートの5つのコード

 

roote-5chords

上記は『E音』をルートとした5つのコードです。

コードの一番低い音、6弦の開放弦の音が『E音』でルートとなっています。

各コードの押さえ方は似ているところがあり、『E』の人差し指を離したものが『Em』、『E』の薬指を離したものが『E7』となっていますので、関連させて覚えると効率よく覚えられます。

『E』がルートのコードは他にも多くありますが、上記5つは比較的よく目にするコードなので把握しておくと便利です。

1-3.フレットをずらして応用させる

次に、ルートが『E』の5つのコードを1フレットずつずらし、別の5つのコードを導きます。

開放弦の音も全て1フレットに上がりますので一見全く違うように見えますが、上記と見比べてみてください。

6弦開放弦『E』を半音上げると6弦1フレット『F』になりますので、ルートは『F』になります。

rootf-5chords

 

ルートが『E』の時の1,2,6弦開放弦の音も1フレットずつ上がりますので、上記のようなセーハコードの押さえ方になります。

1-4.ルートを把握する

同様に2フレット、3フレットとずらし上記のように押さえていけば、色々なコードを弾くことが出来ます。

このように6弦にルートがくるようなコードを『6弦ルートのコード』と呼びます。

ルートを把握しさえすれば、あとは横にずらしていくだけで『Gm7』『A♭maj7』『F#7』など、5×12=60もの6弦ルートのコードを把握することが出来るのです。

以下はルートの早見表です。

6gen5genroot

2.5弦ルートのコード

2-1.5弦A音がルートの5つのコード

前項と同様に5弦にルートがくる、5弦ルートのコードについても見ていきます。

roota-5chords

上記は『A音』をルートとした5つのコードです。

コードの一番低い音、5弦の開放弦の音が『A音』でルートとなっています。

各コードの押さえ方は似ているところがあり、形で覚えると覚えやすいと思います。

2-2.1フレットをずらしてセーハコードを作る

6弦ルート同様、ルートが『A』の5つのコードを1フレットずつずらし、別の5つのコードを導きます。

開放弦の音も全て1フレットに上がりますので1フレットをセーハします。

一見全く違うように見えますが、上記と見比べてみてください。

5弦開放弦『A』を半音上げると5弦1フレット『B♭』になりますので、ルートは『B♭』になります。

rootb-5chords

2-3.押さえ方が違う同じコード

このように、5弦ルートコードの押さえ方を把握し他のルートの位置で押さえれば、5弦ルートの様々なコードが押さえられることになります。

6gen5genroot

ルートの早見表を見るとわかる通り、ギターには同じ音がいくつも存在しますので、同じコードであってもいろいろな押さえ方で押さえることが出来ます。

以下のようにコードの『C』といっても、オープンコード(セーハではなく開放弦を伴ったコード)、5弦ルート、6弦ルート、といっった押さえ方のバリエーションが様々あります。

cmajor-1

コード譜などを見て『C』が出てきたらどれを弾いても良いですが、押さえやすさや前後のコードの響きなどから選択すると良いでしょう。

3.その次に使用頻度の高いコード

3-1.m7(♭5)・マイナーセブンフラットファイブコード

ルートの位置や6弦ルートコードの押さえ方、5弦ルートコードの押さえ方を把握してからで構いませんが、次に使用頻度の高いコードも知っておくとよいかと思います。

以下に示すのはBm7(♭5)コードの6弦ルートの場合の押さえ方と5弦ルートの場合の押さえ方です。

m75

6弦7フレットの『B』音、5弦2フレットの『B』音は共にBm7(♭5)のルートであり、上記のような押さえ方になります。

ルートが変わる場合は任意のフレットに移動させるだけです。

3-2.dim7・ディミニッシュセブンスコード

 

 

6弦7フレットの『B』音、5弦2フレットの『B』音は共にBdim7のルートであり、上記のような押さえ方になります。

ルートが変わる場合は任意のフレットに移動させるだけです。

押さえ方は難しいですがここまで出来るようになればコード進行を見て困ることもかなり少なくなるのではないかと思います。

4.まとめ

如何でしたか?

5弦、6弦ルートの位置さえ把握出来れば、ギターでかなりの数のコードを弾けることになります。

ルートの位置の把握の仕方としては、早見表をそのまま丸暗記するのではなく、

とにかくいろいろな曲のコード進行を実際に弾いていく、ことが効率の良い方法です。

いろいろな曲のコード進行はサイトや歌本などを見ながら練習していくと、右手や左手の練習も出来、非常に有効と思います。

是非チャレンジしてみてください。

 

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